第二外国語の選び方

Photomosaic: The Letters of Nashville

大学生になったら英語だけでなく「第二外国語」の授業をとらねばなりません。英語はまだ簡単だった・・・と思わずうめきたくなるようなクセモノぞろいの第二外国語たち。その特徴を紹介いたします。

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フランス語

貴族の雰囲気漂うフランス語。
昔の数学書はフランス語で書かれているものも多くあるとのことで数学者の中にはフランス語を必要とする人も無いこともないとか。(ごく少数だと思いますが)

名詞に男性名詞と女性名詞とがあって、それぞれ冠詞(英語でいうaとかthe)が違うとか、同じ動詞でも主語によって語尾が異なるとかいろいろと文法がややこしいです。

ちなみに筆者はフランス語選択。カフェラテやアラカルトなど、日本人になじみのある言葉も実はフランス語だったことが分かったのが一つの収穫でした。

ドイツ語

フランス語にまさるとも劣らず動詞が変化してややこしいのがドイツ語。濁点のついた音が多いので、発音を聞くと「ドイツ語っぽいな~」とすぐに分かります。

フランス語同様に名詞には女性名詞と男性名詞とがありますので、単語を覚えるときには女性名詞なのか男性名詞なのかも同時に覚えないと、あとになって苦労するでしょう。

ロシア語

アルファベットではなく、キリル文字という独特の文字を使うロシア語。まずはキリル文字を覚えるところからスタートです。
その分、一度キリル文字を覚えてしまえば単語の読み方にもある程度のルールがあり、またテストも簡単という噂も。

中国語

文章を見ればだいたい意味が分かるのは漢字文化圏である日本人の特権。その分、発音がややこしく、同じ漢字でも4通りの読み方があることも。
中国語の授業の9割以上は発音に力を割かれるといっても過言ではありません。

ちなみに中国語の文法は英語と同じく「主語(私は)+動詞(~をする)+目的語(○○に対して)」の順番です。

なお筆者の学部では中国語を選択できませんでしたorz

番外編:ギリシャ語・ラテン語

おそらく第二外国語として選ぶことは不可能なはず。一般教養科目としてとれる大学もあるようです。

昔のヨーロッパの知識人たちはギリシャ語・ラテン語を使って本を読み書きしていたとのことで歴史にロマンを感じる大学生があこがれる言語でもあります。

しかし難易度はトップレベル。
一般教養科目だと思ってなめてかかると、貴重な大学時代を浪費することにもなりかねません。授業をとる場合は、覚悟をもって選択しましょう。

ほかにも大学によって、第二外国語として選べる言語はさまざまにあるはずです。
選択する前にそれぞれの言語についてちょっと調べてみてもおもしろいかも知れませんね!


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